図20 Malayas川周辺(Victoria)の生息地
2. 衛星画像判読による生息地の判読
パソコンを用いた衛星画像解析は、CD−ROMデータによりかなり一般化しつつある。しかしこれは高価である上に、地形図に対応するように幾何補正する必要がある。我々はCD−ROMの代用として、地形図に対応したフォールスカラー写真をスキャナーで読み込み、色調解析する方法を開発中である。スキャナーがA4サイズであるため、図21〜24のように細分化されている難点があるが、RGB統合写真をモノトーンで示し●で生息地の位置を記入した。これらの画像から地図作成後の土地利用の変化や、地図だけでは判断できない水分含量・植生等の土地条件の確定を試みている。雲の影響で判読できない場所もあるが、有効な手段として、更に検討を続けたい。
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